FXで取引する場合、損失を最小限の抑えるために、大事なのは早めの損切りだと言われています。しかし、損切りはタイミングが難しく、損切りした途端、反転して損が利益となり、損切りしないでポジションを持っていれば儲かった場合などもたびたびあります。これこそ損切り損でと言うことで、頻繁に損切りばかりしていては、儲かるものも儲からなくなってしまいます。早めの損切りと言っても、どの時点が早めなのか判断が難しく、躊躇している間に相場がどんどん損失方向に動き、挙句の果てにロスカットが発動してしまう、なんて言う悲惨な結末になることもあるのです。

FXでは、確かに損切りは大事ですが、損切りのタイミングを得とくするまでは、試行錯誤の連続になるようです。例えば200pip下がったら損切りを入れるとか、損切りした後の結果が悪いにしろ良いにしろ、自分にとってのルールを決めないと、損切りは簡単にはできないものなのです。何回もトレードしてみて、通貨ペアや時間帯も考慮して損切り巾を決めなくてはなりません。FXは、損切りしなくても相場は上がり下がりしているので、いつかは新規注文を入れた値まで戻ってきますが、それが数分後なのか数年後なのかわかりません。

いつまでもマイナスのままポジションを所持していて、資金を寝かせて置くのは効率が悪いので、時期を待たずして決済してしまうのです。当然、遅めの損切りになるので、損失も高額となるのです。