FXとはForeigExchangeの略称で、正式には外国為替証拠金取引と呼ばれています。他にも外為(がいため)という略称で呼ばれたりもします。簡単に言うと、ドルやユーロなどの外国通貨を交換、売買し、その差額を利益とする金融商品のことを言います。例えば、為替レートが1ドル=120円のときに、日本円からアメリカドルに両替します。

その後、為替レートが変わり1ドル=125円のときに今度はアメリカドルから日本円に両替すると、5円の利益が発生することになります。ここで注意すべきなのは損をする場合もあると言う点で、為替レートが逆の場合は、5円の損失が発生することになります。FXには更に、レバレッジとスワップポイントという特徴があります。レバレッジとは少額の資金で最大25倍の取引をすることができる仕組みです。

取引会社に預け入れた証拠金(保証金)の数十倍の取引ができるこの点が、FXの最大の特徴と言えます。例えば100万円の証拠金でレバレッジ5倍の取引を行えば、500万円の取引が可能になると言うことです。スワップポイントとはFXで得られる利益の1つで、簡単に言うと金利差のことです。通貨にはそれぞれの国が定めた金利があり、保有している利子が付きます。

低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買って持っていると、持っていた金額と期間に応じてスワップポイントを受け取ることができます。日本円は世界的に見てかなりの低金利なので、このスワップポイントを狙ってFXを行っている人も多くいます。