FXトレードではファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の2つの分析方法がありますが、この2つのうち特に重要なのがテクニカル分析になります。ではFXのテクニカル分析はどのようにして行えばよいのでしょうか見ていきましょう。まず基本的なことですが相場は買いか売りしかありません。また常に買い手と売り手に分かれて、レートを上げようとする人と、レートを下げようとする人がいます。

そしてその人たちが最も意識をしていることがダウ理論です。高値が切り上がり安値も切り上がっている状態が上昇トレンドで、高値が切り下がり安値も切り下がっている状態を下降トレンドと呼びます。そしてこのトレンドは明確な反転のシグナルが出るまで継続をする性質もありますので、上昇トレンドが出ていれば買い優勢、で下降トレンドが出ていれば売り優勢となります。ですので上昇トレンドの際には押し目となる部分で買っていけば良いのですが、この押し目となる部分はどこになるのかというとサポートラインやレジスタンスラインで判断をしていきます。

特に重要となるのが以前はレジスタンスラインとして上値を抑えていたラインが、ブレイク後サポートラインに変わった部分になります。そのようなポイントでは押し目買いの絶好のポイントとなりますので、そのようなポイントで買いポジションを入れていくようにしていきます。しかしそのようなポイントで入れても一旦サポートラインを割りロスカット、その後下かと思い売りをいれたら上昇をしてしまうといったことも出てきます。この理由はFXは相場を動かせる資金六がある人の動向が重要で、実はレジスタンスラインとして機能していた部分をブレイクさせた人たちが入れたレートは、サポートとして変わった部分の少し下になるからです。

ですのでFXで勝つためには相場を動かすことができる人が、どこでお金を入れてきているのかに注目することが必要不可欠となります。